← ブログ一覧へ戻る Googleマップ集客の基本

MEOとは?Googleマップ集客の仕組みを、業者の説明より先にGoogle自身の言葉で

更新日:2026年11月4日書いた人:皆川遥一6分で読めます

「Googleマップの対策をしませんか」という電話やメールが来る。業者のサイトを読むと、英語の略語と横文字ばかり。結局それが何で、お店に要るのかどうかが分からない。そんな店主の方へ。

先に結論を書きます。Googleマップ集客とは、近くでお店を探している人の画面に、自分のお店が出るように、Googleマップのお店の情報を手入れすることです。順位を決めるのは Google で、決まり方は「関連性・距離・知名度」の3つ。お金で上げることはできない、と Google 自身が書いています。

この記事では、業者の説明ではなく、Google のヘルプの原文(2026年11月4日に開いて確かめました)と、当社が全国のお店 14,491店の Google の画面を数えた結果で、仕組みとやってはいけないことを書きます。

\うちのお店が今どこにいるか、先に見ておく/無料で点検する(登録なし)
皆川遥一

皆川遥一|ひとつなぎcompany 代表
Googleマップの手入れの代行を、代表1人と AI で行っています。全国14,504店の Googleマップを調べました。

結論:近くで探す人の画面に、お店が出るようにする手入れ

スマホで「ラーメン」「近くの美容室」と調べると、地図と一緒にお店が3つほど並びます。その下に、もっと長い一覧があります。ここに出るかどうか、何番目に出るかで、お店を知ってもらえるかが変わります。

この画面に出ているのは、お店が自分で無料で登録する「Google ビジネス プロフィール」という情報です。営業時間・写真・メニュー・口コミ・お店からのお知らせ。Googleマップ集客とは、この情報を正しく、くわしく、新しく保つことです。

業者はこれを英語の略語で呼んだり、「上位表示」と呼んだりします。呼び方は違っても、やることは同じです。Google 自身は「ローカル検索」と呼んでいます。

理由:順位は「関連性・距離・知名度」の3つで決まる

Google のヘルプには、順位の決まり方がこう書かれています。

そして、同じページにこの一文があります。

Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。Google ビジネス プロフィール ヘルプ(ローカル検索結果のランキングを改善する方法)

つまり、お店にできるのは「関連性」と「知名度」を上げる手入れだけです。距離が入っている以上、「どこで調べても一番上」は仕組みの上でありえません。広告の枠は別ですが、ふつうの一覧の順位はお金では動きません。

例:手入れをしているお店ほど、口コミが動いている

当社は 2026年10月から、全国のカフェ・ラーメン・居酒屋・整体・美容室の Google の画面を 14,491店分、1店ずつ数えました。手入れの数(サイト・電話・お知らせの投稿・メニュー・予約・紹介文・写真10枚以上の7つのうち、いくつ埋めているか)で分けると、こうなりました(どれも真ん中の値)。

5個以上埋めているお店は、全体の1割もありません。これは「埋めれば上がる」という約束ではなく、ある時点で数えた結果です。それでも、手入れをしているお店ほど口コミが動き、一覧の上にいる、という差ははっきり出ています。

お客さんの側も、地図の口コミを見ています。集客支援の会社 FINEXT の調査(2026年3月・329人)では、口コミを調べる場所に Googleマップを挙げた人が76.6%、口コミが「10件以上」あると信頼すると答えた人が合わせて70.3%でした。

AI に「近くでおすすめの店は?」と聞く人も増えています。当社が 2026年11月1日に、ChatGPT と Claude に同じ質問を各100回して比べると、答えに出たお店の口コミは真ん中の値で約600件。出なかったお店は約120件でした。AI も、よく知られた(口コミの多い)お店を選んで答えています。

やってはいけないこと:口コミの頼み方には決まりがある

口コミを頼むこと自体は、Google が認めています。ヘルプには「Google リンクにアクセスするか、QR コードをスキャンするようユーザーに依頼できます。」とあります。ただし、次の4つは Google の決まりで禁止です。

  1. 特典と引き換えに頼む:割引・無料の一品・ポイントなど。「虚偽のエンゲージメントと見なされ、固く禁じられています。」(Google ヘルプ)
  2. よさそうなお客さんだけに頼む:「肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為」は禁止。頼むなら全員に同じように
  3. スタッフにノルマを課す:「一定数のクチコミを募るよう販売者がスタッフに要求すること」も禁止の例に入っています
  4. 家族・従業員・取引先に書いてもらう:雇用や家族などの関係がある人の投稿は「利益相反に基づくコンテンツ」として禁止

違反すると、お客さんから見える形で出ます。Google のヘルプによると、一定期間新しい口コミを受け取れなくなる、今ある口コミが見えなくなる、「虚偽のクチコミが削除されたことを消費者に知らせる警告」がお店のページに出る、の措置があります。法律の面でも、2023年10月からのステルスマーケティングの規制で、星5の口コミを条件に割引をした医療法人に、消費者庁が措置命令を出した例が2件あります。

悪い口コミについても、店主が自分で消すことはできません。Google の決まりに反する口コミを「報告」できるだけです。くわしくは「悪い口コミは消せる?」に書きました。

営業の電話が来たら:この2つだけ覚えておく

上に出た日だけ払う形の契約では、「何番目までを上に出たと数えるか」「どこで調べた順位か」「どの言葉で調べるか」を、業者が決めていることがあります。契約の前に、この3つを紙で確かめてください。料金の比べ方は「集客代行、月いくらが普通?」、営業の電話は「『Googleの者です』という営業電話が来たら」にまとめています。

まとめ:自分でできる。続けるのが難しいだけ

Googleマップ集客は、Google の画面のお店の情報を、正しく、くわしく、新しく保つことです。登録は無料で、やり方も Google のヘルプに全部書いてあります。順位はお金では買えず、決まり方は関連性・距離・知名度の3つ。口コミは全員に、特典なしで頼む。ここまでは、どのお店でも自分でできます。やる順番は「今日から始めるGoogleマップの手入れ」にまとめました。

難しいのは、お知らせの投稿・写真・口コミへの返事を、営業しながら毎週続けることです。当社に頼む場合は、縛りも違約金もなく、Google の権限はお店のままです。ただ、頼むかどうかの前に、今のお店の位置を知るほうが先です。15分の相談で、今のお店の位置を見て、最初の1か月でやることを3つに絞り、頼むか、自分でやるかを決めます。自分でやると決めたら、それで終わりで大丈夫です。

仕組みが分かったら、次はお店の今の位置

空いている時間を押して、名前と電話番号を入れるだけ。電話か Google Meet を選べます。

相談は1日2枠まで・電話か Google Meet。こちらから売り込みの電話はしません。

出典:Google ヘルプ(ローカル検索結果のランキングを改善する方法)・Google ヘルプ(クチコミを依頼する)・Google マップのユーザー投稿コンテンツのポリシー・Google ヘルプ(虚偽のクチコミに関するポリシー違反)・Google ヘルプ(不正な電話からの保護)(2026年11月4日に確認)。消費者庁(ステルスマーケティングの規制)。お客さんの数字は FINEXT 社の調査(2026年3月・329人)。お店の数は当社の全国調査(14,491店・2026年10月〜・ある時点の数)、AI の答えは当社が ChatGPT と Claude に同じ質問を各100回した実測(2026年11月1日)です。

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